隊員からのたより

「 ガーナ便り 」 派遣隊員 浅谷 健治 (27年度4次隊・自動車整備)

 

  明けましておめでとうございます。ガーナに派遣されている、自動車整備士の浅谷です。残りの活動期間が3ヶ月を切り任地離れることを考えると悲しいです。テキストがない状況で授業をする同僚、生徒の為にPowerPointを作成したり、動画を使い授業することを教えています。コンピューターに苦手意識のある彼らですが少しずつ馴染んできてくれています。3月に帰国することになりますが、同僚、生徒に一つでも多く知識や技術を伝えられるように頑張ります。

 


「 フィジー便り 」 派遣隊員 高野 勝郎(28年度1次隊・環境教育)

 

 

 大洋州に浮かぶ小さな島国フィジー共和国。本島から飛行機で50分ほどの島にあるランバサという町が私の任地です。国土が狭く、適切な処理施設のない小さな島国では、急速に増え続けるゴミが深刻な問題となっています。そのため私たち環境教育隊員の主な目的は、廃棄物量削減と環境意識の啓発活動です

 

 

2017年は主に学校を訪問し、子供たちを通じて家庭や地域で適切な廃棄物処理の考え方を広げていこう、というCLEAN SCHOOL PROGRAMが活動の中心となりました。学校によって協力度は様々ですが、ごみのリユースやコンポストなど熱心に活動してくれる学校もあり、少しずつですが「ごみ」への考え方が変わってきていると実感しています。また3カ月間実施した学校からの廃紙回収では1,000kg以上の廃紙をリサイクル会社に送ることができました。年末にはUNDPからInternational Volunteer of the Yearという名誉ある賞を頂き、一つ活動の成果を認められたと思っています。残りの任期は少ないですが、エコバックの普及活動を中心に最後までフィジーのために尽力しようと思います。

「 ブラジル便り 」 派遣隊員 古川 みく(28年度1次隊・ソフトボール)

 

 

ブラジルサンパウロ州サンパウロ市でソフトボール隊員として活動している古川みくです。私が派遣されてから早1年半が経ちました。着任当初はチームがなかったのですが、2017年に入ってから徐々に組織が動き始め、配属先、保護者、生徒たちの力をお借りしチームが出来上がりました。


最初は私がいるまでに試合はできるのだろうかと不安でしたが、毎週末に子どもたちががんばって練習に来てくれたおかげで10月に初めて練習試合をやることができました。この試合の目標は最後(6イニング)までやりきることだったのでその目標を達成できたのは、今後に繋がる達成感を味わえたと思います。試合の後、選手たちがもっと練習したい、しなくてはダメだと私に言ってきた時は本当に嬉しかったです。今後の目標は1勝することです。そのために課題は山ほどありますが、残り任期の半年間、できる限り子どもたちと一緒に学んで成長したいと思っています。

「ネパール便り」 派遣隊員 中野 麻希(28年度1次隊:コミュニティ開発)

 

 ナマステ!現在、ネパールで震災復興に関する活動を行っています。

 ネパールでは20154月に地震が発生し、深刻な被害を受けました。私が配属されたのは、地震発生から約一年後で本格的に震災復興が始まるという時期でした。派遣当初は、被災状況を把握するため村を巡回し、地震で崩壊した住宅を再建するための補助金の申請に関する事務を手伝っていました。最近は学校で防災教育を行っています。

 

地域によって被災状況や復興の進捗は異なりますが、元の生活を取り戻そうとしている人の近くで活動し、終わっても交流が続けられる関係を築いていきたいと思います。 みなさんのご支援を励みにここまで来ることができましたが、残り2か月、さらに活動に邁進していきたいと思います。


「 コロンビア便り」 派遣隊員 居村 剛士(28年度1次隊・陸上競技)

 

 

“遠く、美しい国コロンビア”皆さんご存知ですか?

あるデータによると、コロンビアに「生涯、一度でも訪れたことがある人の割合」は、日本の人口の1%程度の人間だけなんだそうです。

 

コロンビアという国は何でもあるって皆さん知っていますか。広い国土の中に海抜5000mを超えるアンデス山脈の山々やジャノといわれる広大な平原などの素晴らしい自然、多くの原住民インディオたちの素敵なかつ多様な文化、その他豊富な野菜や果物、有名な コーヒーや日本に多く輸出される美しい花々、エメラルドや石油などの豊かな天然資源、広大な土地に無数にいる牛や馬などの家畜等、なんでもあります。そして何よりも家族を愛する優しい人々。困っている人がいたら、自然と行動できる人々が大勢います。

私はこの国の良さをもっと日本の人々に知ってほしいと思います。かつてゲリラや多くの犯罪に悩まされた過去を持ち、現在も発展途上国に位置付けられているコロンビアから多くのことを学び、気づいてほしいと思います。

日本と比べると決してきれいな家とは言えないけれども、コロンビアでは常に家族が皆一緒に生活し、助け合いながら生きています。よその国から来た人間を家族同然のように快く迎えてくれます。そのような様子をみていると本当の幸せって何だろう、豊かさとは何だろうと考えさせられます。

「知らない」ってことは怖いことです。言葉がわからないと相手の言っていることがわからないので不安になります。しかしちょっとした勇気をもって関わってみると案外打ち解けることは簡単で、怖いことなんて何もないのです。そのような環境のもとで私はコロンビアパラリンピック委員会でボランティア活動をさせていただいています。多くの心優しい人たちに出会い、素晴らしい経験をさせていただいています。多くの人に感謝しながら、これからも生きていきたいと考えています。

 


隊員OG・OB登場

杉町 栄太郎(輪島市)

 

 

出身地:佐賀県佐賀市

派遣年度:平成21年度3次隊

派遣国:エジプト

派遣国での活動:野菜栽培

 

日本の草の根事業によって提供されたコンポスト機材の利用促進と堆肥生産の指導を行った。

 

近況 

 

漆の里・生涯活躍のまちづくり、輪島KAULETプロジェクトに取り組む

 

全国的に問題となっている人口減少やそれに伴う空き家・空地問題はここ輪島でも喫緊の課題となっています。輪島KABULETはこれらの問題を全国に先駆けて解決する為、点在している空き家・空地を利活用し、障がいの有無や老若男女関係なく多世代が交流できる「ごちゃまぜ」のまちづくりを進めています。

 

現在、私は耕作放棄地を借り受けて障がいがある方と一緒に農園の運営や中心市街地の住民への聞き取り調査を行っています。聞き取り調査では地域の困りごとや必要とするものを吸い上げ「ごちゃまぜ」のまちづくりに反映させていきます。

来年の4月には温泉やコミュニティレストラン、ウェルネス・子育て支援施設等など多機能を兼ね備えた建物が完成します。様々な方が活躍できる場となり、人と人との交わりを活性化させ輪島をさらに元気にしていきますので、活気溢れていく輪島に是非足を運んで下さい。これからも地域との結びつきを強くしていき、輪島にどんどん「かぶれて」いきたいと思います。

東野 奈津恵(白山市)

 

派遣年度:平成20年度~平成22年度

派遣国:エルサルバドル共和国

派遣国での活動:経済・市場調査

 

近況

 エルサルバドルで、対象集落生産者の収益改善のためにはちみつのマーケティング活動をしていました。帰国直前に、東日本大震災が発生したことで就職が内定していた会社から突然の内定取り消し(計画停電による収益悪化のため)の知らせを頂き、ならば地元石川で農業生産者の支援ができる活動をしたいと、能登島で体験型観光農園設立コーディネーターに応募し、会社設立から運営までを行ってきました。このような自身の活動を見て下さっていたJICA専門家より連絡を頂き、南米エクアドルの技術協力プロジェクト(農村開発)に参加してみないかとのお誘いを頂きました。そして、2015年からエクアドルでJICA専門家として活動し、帰国後は、一緒に活動していた生産者を支援するためエクアドルからスーパーフードキヌアなどを直輸入し販売する「フェアトレードオンラインショップエコノマト」を立ち上げ、イベントも開催するなどフェアトレード商品の普及活動をしています。

青年海外協力隊とは

 青年海外協力隊は、青年の海外に向ける熱い思いに道を開こうと1965年(昭和40年)4月20日に、わが国政府の事業として発足しました。    詳細へ

 

お問合せは  

TEL 076-225-7002