隊員からのたより

「グアテマラ便り 」 派遣隊員 中西佑希子 (28年度3次隊・環境教育)

 

私はソロラ県サンアンドレスセメタバフ市役所で環境教育隊員として活動しています。

新しく廃棄物処理施設を建設するにあたり、主にゴミの分別を市民に呼びかけています。

赴任1年目は、なかなか現地の人々の分別に対するモチベーションをあげることができず苦戦しましたが、今年に入り、法務課の同僚と大学の教授陣の協力を得て、それぞれの自治体に分別を呼びかけることができました。             市場の分別ゴミ箱設置

   ゴミの分別規制の制定を環境教育と同時に行うことで、私が日本に帰国しても活動の成果が現地に残り続けるといいなと思っています。

また、日本で観光業に携わっていた経験を生かし、コミュニティツーリズムの促進なども行なっています。

マヤ文明の風習が残る場所なので、観光業によって、現地の人々が代々受け継がれてきた文化や自然を守りながら自立した生活が送れればいいなと願っています。

現地の人々から様々なことを学びながら、マイペースに活動をしてきましたが、任期も残すところあと半年となりました。

火山の噴火や地震などの災害もあるので、最後まで気を抜かずに、悔いのないよう残りの期間を過ごしたいです。 

  写真:学校での環境教育の様子

「コスタリカ活動報告」派遣隊員 竹田瞳美 (29年度1次隊)

 

中米コスタリカの国立大学で日本語を教えている2017年度1次隊日本語教育の竹田瞳美です。この大学では選択外国語という位置づけで約120名の大学生が日本語を学んでいます。日本から遠く、面積が日本の約7分の1の小さいこの国でも、今は本当にたくさんの人が日本の文化や日本語に興味を持ち、学んでいます。

 先日は石川県青年海外協力隊を支援する会より、支援の品を送っていただきました。その道のりは遠く、支援の品は一度コスタリカについたのち、なぜか日本へ戻ってしまうというアクシデントがありました。その後再送していただきやっと無事につき、先日の大学での文化紹介の授業で箸の練習をしました。なかなか上手に使えない人もいましたが、送っていただいた箸の練習キットのおかげで、少しずつ使えるようになっていきました。            写真:国立大学で箸を練習する大学生

  またコスタリカのこどもの日に行われた日本文化のイベントで、送っていただいた折り紙や新聞でかぶとを作ったり、書道をしたりしました。コスタリカにも折り紙に使えるような紙はありますが、日本の繊細できれいな柄の紙を見てみんな喜んでいました。

 今後も、大学の文化祭や日々のクラス、日本関係のイベントなどで支援していただいた品が大活躍の予定です。活動の任期は残り半分になりましたが、これからもがんばりたいと思います。            写真:日本文化イベントの様子


隊員OG・OB登場

春木チカ子(七尾市)

 

 派遣年度:平成13年度3次隊

 派 遣 国:ハンガリー

 派遣国での活動:理学療法士

 

 

 現職派遣でハンガリーの病院で理学療法士として活動した後、元の職場に戻りずっとそのまま働いています。ここ数年は、がんのリハビリテーションに取り組んでおり、その流れで今はリンパ浮腫の実技研修を受けています。

 

 帰国後は、OB会の監事となり、総会や国際交流まつり等のイベントに可能な範囲で参加させてもらっています。参加できる機会はあまり多くはありませんが、長く一つの職場にいる私には、当時も今も色々な職種や立場の方と交流できる貴重な体験をさせていただいていると思っています。

 

 また意外に、職場近くの学校にOBがいたり、職場にOGが異動してきたりと楽しさがあり、日本では身につけたハンガリー語のスキルを発揮する場がないと思っていたら、職場がある七尾市内にお嫁に来たハンガリー人の方と会えてハンガリー語を話すことができたりということもありました。

 

 今でも、たまにホストファミリーのお母さんや派遣先で親切にしてくれた同僚とメールをやりとりするので、ハンガリー語を使うことはあります。とはいえ、もうほとんどは忘れてしまいました。仕事が忙しくて今はとても無理ですが、いつかまたハンガリーに行きたいです。

 

 ところで私は医療系の隊員で、当時の活動で、日本文化を紹介するような企画を自分ですることはありませんでしたが、他の隊員の手伝いをするうちに見直すきっかけをもらったように思います。

 

 最近、着物の着付けや茶道を習い始めました。まだとてもできるようになったとはいえないレベルですが、新しい体験が増えるたび、新しい人との出会いがあり、日常生活の幅が広がりました。

 そんな風に、帰国後の日々を過ごしています。

藤森 利晋(金沢市)

 

 

藤森 利晋

 

派遣年度:平成15年~18

 

派遣国:トンガ王国

 

派遣国での活動:美術

 

 

 

私は平成15年度に美術隊員として、大洋州の島国、トンガ王国へ派遣されました。

 

首都にある職業訓練校の美術・デザインコースの初代教員として活動し、充実した任期を過ごすことができました。そして、任期を延長した半年の間に妻と出会いました。

 

帰国後、金沢でトンガ料理のお店を始め、妻と結婚、二児を授かりました。協力隊に参加した縁で家族を持つことができました。

 

その後、お店は8年半継続し、その間は、石川県青年海外協力隊OB会の事務局所在地となりました。私もOB会の活動に楽しく参加しました。JICA北陸やOB会、協力隊参加を希望する若い人達がお店に集い、活動中の話を聞いたり、これからの話を聞いたり、私も自分の隊員時代を思い出しながら、非常に良い時間を持つことができました。

 

しかし、子供が大病を患い、生活が激変してしまいました。悩み、転職に迷っていた時に、OB会のご縁で今の会社に就職することになりました。

 

今は、子供の病気も無事治り、毎日安心して幸せに生活しています。

青年海外協力隊とは

 青年海外協力隊は、青年の海外に向ける熱い思いに道を開こうと1965年(昭和40年)4月20日に、わが国政府の事業として発足しました。    詳細へ

 

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