隊員からのたより

「マラウイ」 派遣隊員 河上 彩 (30年度1次隊・理学療法士)

 

 

 ムジンバ県ムズズ 派遣

 

  マラウイに来て早くも1年が経ちました。ここまでの活動では、主に患者さんと接しながら配属先の同僚とともにお互いの得意分野・不得意分野を共有し学び合ってきました。

 また、マラウイと日本の相互理解を深めるため、マラウイに関しての情報発信や日本人旅行者の受け入れも行いました。まだまだ理学療法士の認知度が低く、医療へのアクセスも悪いマラウイ。そのような方にも医療の手が届くよう、また、手を伸ばす人が増えるよう、残りの1年も活動していきます。

「ガーナ」 派遣隊員 小西 博子 (30年度2次隊・PCインストラクター)

   

イースタン州アクワティア郡 派遣      

 

 ガーナに派遣され約1年が経過しました。

2年目の目標としては特にICT LABの保守管理に力を入れたいと思っています。ガーナの多くの学校がPCなしでICTの授業をしている中、配属先には寄付等により多くのPCがあります。しかし、清掃・メンテナンスが行き届いていない為、多くのPCが故障し、教室の隅に置かれていました。他校のPC隊員の協力もあり、赴任から9ヶ月で100台以上のPCを清掃・メンテナンスし、稼働台数を増やすことが出来ました。保守管理を実行・継続することの重要性を同僚のICT教員に理解してもらい、生徒がひとり1PCを使って授業を受けられる環境を作りたいと思っています。

 

また、日本語スピーチコンテストをきっかけに生徒からの要望で日本語教室を行っています。いまは来年7月に行われる日本語能力試験に向けて勉強しています。

生徒たちと楽しく過ごしていて、もう折り返し地点に来ていました。毎日を大切に残りの隊員生活を送りたいと思います。


「ボリビア」 派遣隊員 吉田 裕佳子(30年度1次隊・小学校教育)

 

 チュキサカ県スクレ市 派遣

 

 

任地に来て1年余りが経ちました。私は小学校で子どもたちに算数の授業をしたり、先生方に研修を開いて算数の指導法を伝えたりしています。はじめの3ヶ月ほどで見えた課題は、高学年でも1桁の計算に指を使っていたり、九九を覚えていなかったりする子が多いことでした。そこで、基礎的な計算の定着が弱いことに課題があると思い、計算カードを使って練習することを提案しました。ボリビアでは、計算カードは作るところから始めなければなりません。そして、毎日10分程度の練習を継続して行った結果、どの学年でも格段に当初の成績よりも上がりました。継続は力なりという諺は世界各国で通用する諺だなと思いました。

 

また、普段の活動とは別に、同じ職種の小学校教育の隊員たちと協力して情報を共有したり合同で研修会を開いたりすることもしています。仲間の頑張りは自分の刺激にも励みにもなり、協力することの大切さもまた実感しています。 

残りの任期が半年を切りました。長いと思っていた19ヶ月は本当にあっという間です。初めに思い描いていた計画など、全然達成できていません。しかし、こつこつ毎日やってきたことがボリビアの先生方や子どもたちにとって『勉強って、教えるのも、するのも楽しい』と思えるきっかけになってくれていると嬉しいなと思います。

隊員OB・OG登場 近況報告

沖野大樹 (平成28年度1次隊)

 

 

派遣国:パプアニューギニア

 

職 種:野菜栽培

 

 

 

Apinun(こんにちは)!私はミルンベイ州のアロタウという所で職業訓練校の農業教諭として活動していました。授業補助や圃場での野菜栽培の実習指導を担当していましたが、当初は道具や設備が不十分で、備品製作や圃場整備など同僚とアイデアを出しながら一つずつ形にしていくよう努めました。生徒にはこれらの経験を通じて、何か一つでも役立つ知識や技術が身につけば、という思いで過ごした2年間でした。

 

帰国してからも共に汗を流して様々な事に挑戦し、一から作り上げ、喜びあった日々が頭から離れませんでした。それと同時に、「もっと専門的な知識があれば、より実用的な技術を伝えることが出来たかもしれない」と後悔に似た念を抱いていました。このような思いから、帰国後は地元の農家さんの元に弟子入りして、現在も農家見習いとして栽培技術習得に向けて毎日勉強する日々を過ごしています。

専門性を身に着けた後は、技能実習生や日本の農業技術を必要としている人々の助けになりたいと思っています。出来ることは少ないですが、今後も農業で国際協力を続けていきたいと思います。

田畑梨杏里 (平成28年度2次隊)

 

派遣隊次:平成28年度2次隊

 

派遣国:サモア

 

職種:障害児者支援

 

 

 

 サモアでの2年間は話すたびに周りに驚いてもらえるのでそれだけ日本の生活と違いがあったのだと気づかされます。切羽詰まった日本での日々を過ごしていると余裕がなくなりますが、たまに立ち止まって思い出します。壁の無い家で風に吹かれてまったり過ごした休日や、料理も洗濯も機械に頼らずに時間をかけた生活、道行く人は目が合えば眉毛をぴくっと動かして挨拶を交わし、家族のように近い距離で温かく接してくれて、困っていたらサッと手を差し伸べてくれる時間と心に余裕があるサモア人との暮らしを。私はサモアで「スペシャルオリンピックス」という知的障害を持っている方々にスポーツを通して社会参加を促すNGOで健康指導をしていました。教育や医療の知識など日本が重視しそうなことを気にしている人は少なかったですが、支え合い、受入れることはサモア人なら誰もが自然にできていて、地域での『生きやすさ』はサモアの方がずっと上だなと感じていました。帰国してから日本の子供たちにサモアのことを話す機会を何回かいただきました。サモア料理を作ったり、サモアの伝統工芸を作ったり、サモアの服を着てみたり、サモアを体験してもらう中で、日本基準だけじゃない豊かさがあることを知ってもらえたらと思って活動しています。

2019年、ラグビーワールドカップが開催され、サモアのチームも活躍しています。ぜひサモアのチームを応援してください。いけ!サモアの野獣たち!

Go Manu Samoa

青年海外協力隊とは

 青年海外協力隊は、青年の海外に向ける熱い思いに道を開こうと1965年(昭和40年)4月20日に、わが国政府の事業として発足しました。    詳細へ

 

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