新着情報・お知らせ

2022年12月20日

 令和4年度3次隊の吉田麻以さん(金沢市出身:ケニア)1名が出発を前に馳知事を表敬訪問し、激励を受けた。

(コロナ感染拡大のため、知事表敬に同行はしなかった)

2022年11月1日~12月12日

 2022年度JICA海外協力隊秋募集が11月1日~12月12日の期間で実施されるのに合わせて、リファーレ2階 公財)金沢国際交流協会前スクエアで、JICA海外協力隊のパネル展を開催。

2022年9月20日

 令和4年度2次隊(1名)が知事を表敬訪問

トピックス 💕小さなハートプロジェクト💕

 石川県立金沢二水高等学校は、生徒会を中心に一般社団法人協力隊を育てる会の「小さなハートプロジェクト」事業に学園祭のバザー収益金等をJICA海外協力隊派遣先の開発途上国へ教育環境整備などに、平成7年(1995年)から寄付を届けています。この度、ウガンダ共和国派遣の太田健司隊員(東京都出身)が申請した、プロジェクト名“シングルマザーのための小学校に教科書を~「質の高い教育」実現に向けて~”に対して金沢二水高校の寄付金が活用され、太田健司隊員から支援に対するお礼状や進捗状況、完成報告書が届きました。

 

 支援対象であるDivine Junior Academyは戦争やエイズなどで夫を失ったシングルマザーやその子供たちのためのボランティアで運営されている学校で、わずかな学費で教育を行っているため、学校には十分な設備が整っていない、教科書もない状況でした。

 

石川県立金沢二水高等学校生徒会の皆さんご支援ありがとうございました。



 

「小さなハートプロジェクト」

  

 金沢二水高校生徒会から、一般社団法人協力隊を育てる会の「小さなハートプロジェクト」事業へ届けた寄付が、太田健司隊員(ウガンダ派遣)の「シングルマザーのための小学校に教科書を~『質の高い教育』実現に向けて~」に支援され、太田隊員からお礼状と進捗状況のレポートが届いた。

~JICA海外協力隊 一時帰国からの流れ~

JICA海外協力隊 一時帰国からの流れ~

JICA北陸センター

1.   JICA海外協力隊の一時帰国

開発途上国における新型コロナウイルスの感染拡大の影響により,20203月下旬から全世界を対象としてJICA海外協力隊員の一時帰国のオペレーションを開始。派遣中の隊員全員2,000人強が20204月末までに一時帰国しました。

また、20203月下旬に派遣を予定していた新規隊員(2019-3次隊)は、派遣直前に待機となり、2020年度に訓練の上で派遣予定だった800人弱については訓練の延期を決定しました。一時帰国中隊員の再赴任、及び新規隊員の今後の派遣については新型コロナウイルス感染症の状況を確認の上で検討することとなりました。

 

2.協力隊員への意向調査の実施

 

20207月、協力隊員が避難一時帰国または派遣待機をして約3ヶ月経過した時点で、再赴任の目途が立てられない状況にあったため、協力隊員が今後取りえる3つの選択肢を提示し、今後の意向確認を実施しました。避難一時帰国又は派遣待機開始日から120日目以降の待機について、対象隊員に対しては、①待機期間特別延長:赴任を視野に入れ、派遣合意書に定める派遣期間終了日を限度とした待機期間の延長、②特別登録:一旦合意書を解除し、再度の派遣を希望する方を対象とした特別登録制度での登録、③辞退:待機期間の特別延長及び特別登録をせず、派遣合意書を解除、といった選択肢を提示。その結果、約85%の方が特別延長又は特別登録を選択しました。

 

3.協力隊員が取り組む3つの柱

 

国内で待機している協力隊員や派遣を延期した隊員及び訓練前の隊員候補者(以下「隊員等」といいます)に関しては、再派遣/派遣に備えて、以下の3つの取組みを中心とした国内活動を推進しています。

 

   国内課題解決への貢献:自治体、NGO等各種団体、民間企業等国内各地からニーズに応じ、隊員等が主体的に活動しています。

   自己研鑽支援:協力隊経験者、NGOや大学等と連携して、専門技術や語学能力の向上を目的とした研修等の機会を提供し、今後の任国での活動や社会還元に役立てています。

   途上国支援の継続及びポスト・コロナに向けた検討:隊員が任国に対する活動を継続しながら、好事例を学び、ポスト・コロナに向けて事業改善を図っています。


これら取り組みでは、配属先や任国等に関する活動(途上国と日本の相互理解の深化を含む)、のほか、隊員等の献身的なエネルギーを国内課題解決に活用する機会、または、国際協力活動に必要な自己研鑽を通じた専門能力の向上や自身のキャリアにとって役に立つ機会を得つつ、隊員経験の社会還元実践の機会としています。

4.JICAによる協力隊員への支援

 

JICAでは、再赴任まで待機する協力隊員に対して、①PARTNERJICA運営のキャリア情報サイト)を通じた自治体やNPO団体へのボランティア派遣(各県下の協力隊を育てる会,自治体等から情報提供のあった地域貢献活動等に関する情報提供含),②JICA事業(開発教育や広報等)への協力等に加え、③隊員等の能力維持・向上に資するオンライン研修などを実施しています。また,移動制限がある中で,WEBを使って実施する報告会、勉強会、イベント等を行い、特にオンライン研修ではチームビルディング,コミュニケーション能力の強化を目的としたプログラムや社会起業家育成を目的としたプログラム、語学学習等の機会を提供しています。

 

 

青年海外協力隊とは

 青年海外協力隊は、青年の海外に向ける熱い思いに道を開こうと1965年(昭和40年)4月20日に、わが国政府の事業として発足しました。    詳細へ

 

お問合せは  

TEL 076-225-7002