松本祐輝隊員からのおたより(更新日:2025/11/5)

~トンガという国~

 

 

派遣年次 2025年1次隊

派遣国・地域 

     トンガ・トンガタプ島

派遣先  社会基盤省

職種   建築


Mālō e lelei!

トンガに派遣中の松本祐輝です。 日差しが暑く、これからトンガは夏を迎えます。 今回はトンガという国についてと現地での活動内容を ご紹介します。

■トンガという国

 

トンガは王国で南太平洋に位置する小さな島国です。人口は10万人ほどでラグビーが盛んな 国です。通貨はパアンガ(1パアンガ=約60円ほど)で物価は日本より高い印象です。生活用品の 多くは中国やオーストラリア、ニュージーランドから輸入されています。 トンガではトンガ語と英語が話されています。敬虔なキリスト教の国で日曜は教会の礼拝に 参加し、そのあとに伝統食であるウム(イモとお肉の蒸し焼き)やオタイカ(魚とココナッツの和 え物)を食べます。 トンガの人々は大らかでとてもフレンドリーです! 写真はトンガの街並みと海の写真です。


■現地での活動内容

私は政府機関の一つである社会基盤省の建設部に在籍しています。この部門は建築物の設計監理や許認可・検査等の業務を扱っています。トンガではブロック造や木造が主流で、比較的大きな公共建築や商業建築は鉄骨造・鉄筋コンクリート造で建てられています。この部門で、同僚と協力して建築物の設計や既存建築物の検査を行っています。

 

三津野真澄隊員からのおたより(更新日:2025/10/20)

~水質検査の活動と野球の活動~

 

派遣年次 2023年2次隊

派遣国・地域 エクアドル・ピチンチャ県

派遣先 カヤンべ・コカ国立公園

職種 環境教育

みなさまこんにちは。

南米エクアドル共和国カヤンべ・コカ国立公園に海外協力隊員として派遣中の三津野真澄です。2年感の活動もとうとう本日が最終日となりました。つまり現地からの報告も今回が最終回ということで、活動期間最後の半年間、集中して取り組んだ活動を紹介したいと思います。

 

(1)「カヤンべ火山防災セミナー」を始めたきっかけ

 今回が2回目の協力隊で、1回目は1990~1992年コロンビア共和国で活動しました。その際、本来業務の他にJICA「ルイス火山噴火予知プロジェクト」にも参加する機会に恵まれました。ルイス火山(5,321m)は1985年の噴火で火山泥流を発生させ、麓の町アルメロに約2.5万人もの犠牲者を出した火山です。2023年11月、カヤンべ市に着任した際、町のすぐ近くに圧倒的な存在感で位置するカヤンべ火山(5,790m)を見た瞬間、「ルイス火山とそっくりだ!」「噴火したら火山泥流を引き起こしカヤンべが壊滅する可能性がある」と直感しました。正直、ゾッとしました。そして調べてみると、カヤンべ火山は長い噴火の歴史をもち何度も火山泥流を引き起こしていること、現在も地下にマグマを有している立派な活火山であることが分かりました。

 しかし、最終噴火が1786年と239年間噴火していないため、カヤンべ市民は誰一人としてカヤンべ火山が噴火するとは思っていません。また防災関係の準備も全く行われていません。この危険な状況を何とか伝えたい、こう考えて、「カヤンべ火山防災セミナー」を始めることにしました。

(2)3回開催したセミナー

 セミナー開催にあたり、目的を次の3点に決めました。①カヤンべ火山の危険性を伝える、②防災への取組み開始のきっかけとする、③日本の防災技術を伝える。そして2025年4月に第1回、7月に第2回、9月に第3回を計画し、対象者を消防隊員、市役所危機管理部、赤十字関係者(エクアドルでは地域医療を一手に担当する重要な部門)、山岳ガイド等に絞りました。まずは防災の核となる人員を育成しようち考えたからです。また講師は私一人では不十分であるため、エクアドル国内で活躍中のJICA協力隊員に協力を求め、3回のセミナーそれぞれで、元防災士、元学校教員、元理学療法士などの隊員が協力してくれることになりました。3回のセミナーでは、講演の他に避難地選定のための野外調査、参加者によるグループワークと発表、東日本大震災の際の避難所の現状報告なども取り入れて、多面的に学んでもらえるよう工夫しました。


(3)セミナーの成果は?

 セミナーには毎回約40名が大変熱心な姿勢で参加してくれました。カヤンべ火山噴火のハザードマップを示し、「噴火すると15~30分で火山泥流がカヤンべへ到達し、最悪1万人が犠牲になる」と話すと、参加者はますます真剣な表情になります。そして3回のセミナー内容を1冊の冊子に編集し「カヤンべ防災の手引書」として市長へ提出することになりました。提出の日には報道6社が集まり、その前で私が総括の講演ができたことも大変嬉しかったです。

このセミナーがきっかけとなって消防本部と市役所には火山防災担当ができ、避難所や避難経路の選定、避難所運営のマニュアル作りなどが始まりました。「カヤンべ市民1万人の命を救うプロジェクト」、これは私が開始時に自分の中で決めたスローガンですが、実際に取組みが開始された様子を見て、安心してカヤンべを去ることができます。ゼロからの出発でしたが、やって良かったと思っています。


山崎隆之介隊員からのおたより(更新日:2025/5/22)

~水質検査の活動と野球の活動~

 

派遣年次 2023年4次隊

派遣国・地域 マラウイ・ブランタイヤ県

派遣先 ブランタイヤ水公社

職種 水質検査

Moni Muli bwanji?(こんにちは、元気ですか?)

マラウイ派遣の山崎隆之介です。皆さまお久しぶりです!中間報告会も終わり、私も残り任期1年を切りました。そこで今回は、現状の活動について報告しようと思います。

水質検査の活動についてですが、あれからいろいろ進展がありました。

 まずは、プランタイヤのプライマリースクール(日本でいう小学校にあたるもの)で、水についての課外授業を行いました。これは私がマラウイに来てからずっとやりたかったことであったため、この活動ができた際は本当嬉しかったですし、1番やりがいを感じられた瞬間でもありました。しかし、ここに至るまで、辛いこと大変な事が多くあり、何度もこのイベントをやめたいと思いました。でも、ここで辞めたらマラウイに来た意味がない!と自分に強く言い聞かせ、気合と根性で何とか乗り越えることができ、自分自身この経験でだいぶ強くなれたなと思えました。

えらい👏(←自分で言うな)

 また、植林のイベントも発案したのが通ったため行うことができました。植林は水質にとって

切っても切り離せない存在のため、このイベントはとても有意義な時間でありました。ただ、自分的には同僚たちに響かないと思っていたため、

軽い気持ちで語ったつもりが、ここまで大きく響くとは思わずびっくりしました。でも、これから10年20年と私がいなくなっても続いていってほしいなと強く思いました。


 次は、野球の活動についてです。野球の活動も進展があり、マラウイのブランタイヤで

初めて野球の活動をスタートすることができました。石川県青年海外協力隊を支援する会の皆さまのサポートが、今回の野球の活動指導に大きく貢献してくださいました。大変感謝しております。マラウイの人たちは、サッカー以外にもクリケットやホッケーなど棒で物を

当てるスポーツをする人たちも一定数いるため、ミート力がとても長けてるなと感じました。空振りもあまりせず、むしろ日本人でも打てないやろと感じるようなボール球でも、

いとも簡単にミートしてしまうのでそこはしっかり直していかないとダメやなと感じました(笑)。

 また、J-ABSという団体の皆さまの協力もあり、ブランタイヤで野球・ソフトボールの

セミナーを開催することもできました。J-ABSさんはアフリカのタンザニアなどの国での実績もあるため、マラウイ野球にとってはとてもプラスになることばかりで本当に感謝でした。   

 さらに、マラウイのスポーツ省の大臣とも面会することができ、マラウイ野球を全面的にサポートしてくださることを約束してくださりました。残りの1年は、強力してくださっている皆さまの期待に添えるような活動をしていきたいと思います。

 

今回もいかがだったでしょうか?

残り1年を切っているため、やれることはどんどん限られているとは思いますが、その中でも精一杯自分の力を振り絞って、マラウイが少しでも良くなるために尽力していきたいと思います!

それでは、Tiwonana~!(またね~!)